悲しいことですが、うつ病の方の一番の願いは「死にたい」です
接し方として、うつ病の方のほとんどは「死」を望んでしまってることを理解してください。右は2008年の患者数と自殺者数の統計からのグラフです。
30倍以上の差があるのですが、私は本当はもっと開きがあるかと思っておりました。
うつ病になると「自分の存在が世の中の邪魔になっている」と思うようになってしまいます。
「自分が価値のない人間」ではなく、「邪魔な人間」と全ての事象を自分の存在のせいだと思ってしまいます。
接し方として、先ずそれをご理解ください。
妻と結婚して4年目のときに、正直に何が一番したいかと問うたときの返答が「死にたい」でした。とても悲しいです。
それでもとどまっていられるのは、誰かと約束をしているからなんです。お医者さまや家族や配偶者や友人と、「自殺はしない」って約束しているからとどまれるのです。
毎日、死にたいと思ってしまいます。毎日、闘ってます。
ですから、うつ病の人との接し方で最初にして欲しいのは、
「自殺はしないで」と約束してあげてください。
短い言葉です。でもそれが、尊い命を繋ぎとめます。
「頑張って」の言葉が、重いプレッシャーになってしまいます
うつ病の原因は脳内の伝達不全です。その為に「やる気」がでなくなってしまいます。
これは仕方ないことなのです。
周囲が期待を掛けたり、心配する接し方よりは、そっとしておいてあげることが一番のやさしさになります。
もしあなたの大切な方がうつ病で、お働きになっているのでしたら、お仕事はお休みされることをお勧めします。
仕事をしないとと思う気持ちや焦りが、悪化させる原因にもなるからです。
仕事をしないと収入が心配でストレスになるのも確かです。しかし、最近は国や自治体での色々な支援があります。
うつ病の接し方で、2つ目としては色々な支援を受けさせてあげることです。
国や自治体などの支援で、「働かなければ」という重荷を取り除いてあげて
■ 医療費負担が3割から1割へ
精神障害者手帳を取得することで、医療費が1/3に軽減されます。手帳の申請はお近くの市役所でお尋ねください。
お医者様の接し方も、ご相談されれば教えてくれると思います。
■ 傷病手当で月給の2/3程度が受給
お仕事をされていて、厚生年金に加入されている場合で、会社を休む場合は最長で1年6ヵ月の間、傷病手当というものが受給できます。
退職になってしまうと受給できなくなります。また既に退職してしまった方も過去何年かは遡って申請できるので、社会保険事務所できいてみてください。
■ 生活福祉資金で無利子で貸し付け
2009年末からスタートした制度です。障害者手帳を持っているかたは、保証人がいれば月々15万円〜20万円を1年間に渡り、無利子で借りれます。
返済は20年以内で構いません。市役所でお聞きになれば親切な接し方をしてくれると思います。
■ 年間所得が57万円以下なら、年金が全額免除です
年金は所得に応じて、全額・3/4・半額・1/4免除があります。これはうつ病のかたに限ったものではありません。申請しないと何も教えてはくれませんのでご注意ください。
参照:国民年金を払わないで済む
■ 障害年金を受給する
うつ病で1年半以上通院していて、お働きになってないかた、年金をきちんと納めているかたは、審査によって障害年金を受給することが可能になってます。
年間で80万円(返済の必要はありません)受給できますので、何とか生活できる収入になるかと思います。
また受給が決まれば、年金は免除になり納める必要がなくなります。
参照:うつ病で障害年金
まだ他にもあると思います。
うつ病の人との接し方で、金銭面で生活を心配させないようにしてあげるのは、最良のやすらぎではないでしょうか。
